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【おすすめ4選】がん団信を徹底比較!住宅ローンのがん団信でおすすめの銀行

2021年8月12日

住宅ローンの検討をしていく上で、団体信用生命保険(通称:団信)をどこまで手厚くするのか悩む方は多いかと思います。

その中でも、「がん団信」は多くの銀行で取扱いをしており、検討する方も多いのではないでしょうか?

日本人の死亡要因で最も多い「がん」は、年齢があがれば罹患するリスクも高くなりますので、長期にわたって住宅ローンを返済をしていく中でがんになる可能性もあります。

この記事では、「がん団信」を取り扱っている銀行を比較したうえで、おすすめの銀行を紹介していきます。

こんな方におすすめ

  • がん団信ってなに?
  • がん団信を選ぶときのポイントは?
  • がん団信でおすすめの銀行は?

がん団信とは

通常加入が必要になる「団体信用生命保険」(通称:団信)は、住宅ローンを借りている人が死亡・高度障害になった際に住宅ローン残債が完済される保障です。

がん団信は、住宅ローンを借りている人が「所定のがんと診断されたときに住宅ローン残債がそれ以降免除される」ものです。

がん団信には条件を満たすことで、住宅ローン残債全額が免除になるもの(がん100%団信)と、住宅ローン残債が半分免除になるもの(がん50%団信)があります。

がん団信を選ぶポイント

名前が同じでも、保障の中身が異なる場合が多いため、銀行ごとにどういった内容になっているのか確認する必要があります。

団信を比較する際は、①対象の病気②支払条件③保障内容④保険料を確認しましょう。

各銀行について、「がん」に対する保障内容に限定して一覧にまとめてみました。

がんによる就業不能状態を保障するタイプの団信もありますが、そちらは別枠の保障として解説しています。

【おすすめ3選】全疾病保障付団信を徹底比較!保障内容は?適用条件は?

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団信名称 年齢制限 支払条件 保障内容 上乗金利 備考
三井住友銀行 8大疾病保障付住宅ローン 46才未満 診断 全額保障 0.3%
三菱UFJ銀行

7大疾病保障付住宅ローン ビッグ&セブン〈Plus〉

50才未満 診断 全額保障 0.3%
みずほ銀行 がん団信 46才未満 診断 全額免除 0.2%
りそな銀行 3大疾病保障特約 50才未満 診断 全額免除 0.25%
40才未満 診断 全額免除 0.2%
団信革命 50才未満 診断 全額免除 0.3%
40才未満 診断 全額免除 0.25%
住信SBIネット銀行(対面) 3大疾病50 満40才未満 診断 50%免除 なし 先進医療
3大疾病100 満40才未満 診断 全額免除 0.2% 先進医療
3大疾病50 満40才以上 診断 50%免除 0.25% 先進医療
3大疾病100 満40才以上 診断 全額免除 0.4% 先進医療
auじぶん銀行 がん50%保障団信 満50才まで 診断 50%免除 なし
がん100%保障団信 満50才まで 診断 全額免除 0.2%
ソニー銀行 がん団信50 満50才未満 診断 50%免除 なし
がん団信100 満50才未満 診断 全額免除 0.1% がん先進医療、給付金あり
PayPay銀行 がん50%保障団信 51才未満 診断 50%免除 なし
がん100%保障団信 51才未満 診断 全額免除 0.1% 給付金あり
楽天銀行 50%保障がん団信 50才以下 診断 50%免除 なし
100%保障がん団信 50才以下 診断 全額免除 0.2%
イオン銀行 がん保障付住宅ローン 満50才未満 診断 全額免除 0.2% がん先進医療、給付金あり

がん団信でおすすめの銀行

コスパがいい!がん50%団信が無料でつくおすすめの銀行4選

「がん」診断された場合に、住宅ローン残高の50%が保障されるがん団信(がん50%団信)が無料でついてくる銀行です。

ネット銀行の多くでは、がん50%団信が無料でつく銀行が多いです。

金利の上乗せがなく、ある程度の保障がついてくるためコスパのいい保障かと思います。

特に「auじぶん銀行」「住信SBIネット銀行(対面)」「PayPay銀行」「楽天銀行」は、がん50%団信の中でもおすすめの銀行です。

auじぶん銀行

変動金利/全期間引き下げプラン がん50%保障団信 0.389%(2023年2月時点)

  • がん50%保障団信が無料!
    がんと診断されただけで住宅ローン残高が半分になります。
  • 全疾病保障が無料!
    すべての病気・けがで180日以上入院すると住宅ローン残高0円に、また入院中の住宅ローン返済額も0円になります。
  • auサービスの利用で金利最大0.1%引下げ
    じぶんでんき優遇割+auモバイル優遇割の利用で、住宅ローン適用金利から最大0.1%引き下げ(引き下げ後0.31%)

こんな方におすすめ

  • がん団信以外の保障も充実させたい(全疾病保障つき)
  • auサービスを利用中もしくは利用を予定する方

公式HP

住信SBIネット銀行(対面)

変動金利/通気引き下げプラン 3大疾病50(40才未満) 0.39%(2023年2月時点)

  • がんだけでなく「急性心筋梗塞」「脳卒中」でも住宅ローン残高半額
    がん以外にも「急性心筋梗塞」「脳卒中」で所定の状態になると住宅ローン残高が半分になります。
  • 全疾病保障が無料!
    すべての病気・けがで180日以上入院すると住宅ローン残高0円に、また入院中の住宅ローン返済額も0円になります。
  • がん以外の先進医療にも利用可能
    先進医療を受けた際の治療費を給付(通算1,000万円まで)

こんな方におすすめ

  • がん団信以外の保障も充実させたい(3大疾病・全疾病保障)
  • 40才未満で店舗での手続きができる方

公式HP

PayPay銀行

変動金利/全期間引下型 がん50%保障団信 0.349%(2023年2月時点)

  • がん50%保障団信が無料!
    がんと診断されただけで住宅ローン残高が半分になります。
  • 業界最低基準の金利(変動金利0.38%)
    がん50%保障団信つきの住宅ローンの中では、業界査定基準の金利(変動金利0.38%)

こんな方におすすめ

  • がん50%団信かつ業界最低基準の金利がいい方

公式HP

楽天銀行

変動金利 50%保障がん団信 0.539%(2023年2月時点)

  • がん50%保障団信が無料!
    がんと診断されただけで住宅ローン残高が半分になります。
  • 全疾病保障が無料!
    すべての病気・けがで180日以上入院すると住宅ローン残高0円に、また入院中の住宅ローン返済額も0円になります。
  • 融資事務手数料が一律33万円
    一般的なネット銀行の融資事務手数料は借入金額の2.2%の定率型ですが、楽天銀行の融資事務手数料は借入金額に関係なく一律33万円の定額型です。
    なので、借入金額が多いほどお得になります。

こんな方におすすめ

  • がん団信以外の補償も充実させたい(全疾病保障付き)
  • 最初にかかる費用(諸費用)を抑えたい方(事務手数料一律33万円)

公式HP

「がん」診断で住宅ローン残高0円になるおすすめの銀行2選

上記のがん50%では保障が薄いと感じる方には、「がん」診断で住宅ローン残高0円になる保障を選びましょう。

金利の上乗せがある銀行が多いもののネット銀行であれば、基準となる金利が低いため、支払いコストは低くがん団信に加入することができます。

特に「PayPay銀行」「ソニー銀行」は、金利の上乗せも低くおすすめの銀行です。

PayPay銀行

変動金利/全期間引下型 がん100%保障団信 0.449%(2023年2月時点)

  • 充実したがん保障
    がん100%保障団信「がん団信100」が金利0.1%上乗せで加入できる(一般的に金利0.2%上乗せ)
    がん診断給付(100万円)、上皮内がん・皮膚がん診断給付(50万円)
  • 業界最低基準の金利(変動金利0.349%)
    がん50%保障団信つきの住宅ローンの中では、業界査定基準の金利(変動金利0.349%)

こんな方におすすめ

  • がん100%団信かつ業界最低基準の金利が選びたい方
  • がんへの保障を手厚くしたい方(給付金あり)

公式HP

ソニー銀行

変動セレクト住宅ローン がん団信100 0.547%(2023年2月時点)

  • 充実したがん保障
    がん100%保障団信「がん団信100」が金利0.1%上乗せで加入できる。(一般的に金利0.2%上乗せ)
    がんと診断確定時に住宅ローン残高0円+100万円を保障。
    さらに、がん先進医療で通算1,000万円、がん保障特約で保障されない上皮内がん・皮膚がんの場合も50万円をお支払い。
  • 自己資金をいれることで更に金利引き下げ
    物件価格に対して自己資金10%以上拠出する場合は、住宅ローン適用金利から最大0.05%引き下げ。
  • 85才まで借り入れ可能
    ほとんどの銀行では住宅ローンは80才までしか借りられませんが、ソニー銀行の完済時年齢は85歳未満です。

こんな方におすすめ

  • 充実したがん保障をつけたい方(がん先進医療、給付金あり)
  • 自己資金をある程度拠出する方

公式HP

まとめ:迷ったら無料のがん50%団信がおすすめ

がん団信について、銀行ごとに比較をしてみました。

多くの銀行でがん団信の取り扱いがありますが、主に金利の違いが大きくなっております。

それ以外にも、がんと診断されると給付金があるものやがん先進医療つきなど保障内容が充実した銀行もあります。

団信を検討する方の中には、住宅ローン残高が0円になるがん100%団信にするか、残高が半分になるがん50%団信にするか、迷われる方も多いかと思います。

個人的には、どちらにしようか迷った場合は、がん50%団信をおすすめします。

基本的にがん50%団信は金利の上乗せがないため、住宅ローンを借りた後の選択肢の幅がとれる為です。

金利が低い=返済額も下がるため、その分を貯金で備えてもいいし、民間のがん保険に加入することもできます

実際にどこの銀行で住宅ローンが借りられそうかを知りたい方には、モゲチェックで確認するのがおすすめです。

団信と金利で住宅ローンを比較できるランキングもありますので、銀行選びにも役立ちます!

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  • この記事を書いた人

はじめ

住宅ローンの考え方や知識を発信/不動産営業経験、銀行で住宅ローンを扱っています/不動産会社も銀行も住宅ローンの正しい組み方は教えてくれません!/マイホームをこれから検討する方、既に購入した方にも役立つ情報をお伝えします

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