
こんな人におすすめ
- 住宅ローンの借り換えで後悔したくない人
- 借り換えでどんなことに注意すればいいか知りたい人
- どうやって借り換え先を検討するか知りたい
「住宅ローンの借り換えによって返済額が毎月1万円さがった」「借り換えで総返済額が100万円少なくなった」など借り換えによる成功談をよく目にすると思います。

ただ、住宅ローンの借り換えで後悔することもありますので、借り換え検討前に注意点を知っておきましょう。
この記事では、「住宅ローン借り換えのよくある後悔」と「後悔しないためのポイント」を紹介していきます。
住宅ローン借り換えのよくある後悔
【失敗例】住宅ローン借り換えのよくある後悔

住宅ローンの借り換えでよくある後悔は以下の6つです。
住宅ローン借り換えのよくある後悔
もっと早くやっておけば良かった
住宅ローンの借り換えを後回しにする人も多く、借り換えした後に「もっと早く借り換えをすれば良かった」と後悔する人が多いです。
以下の理由で、借り換えを後回しにしている人は今すぐに借り換えによるメリットを確認してください!
- 手続きが面倒くさい
- 借りている住宅ローンの内容をよく知らない

以下の条件に当てはまるなら、借り換えでメリットがでる可能性が高いです。
住宅ローン借り換えの目安
- 現在の金利が0.8%以上で借りている
- 住宅ローン残高1000万円以上ある
- 今から5〜10年より以前に住宅ローンを借りた
「住宅ローンの返済額が毎月1万円減った」「総額100万円お得になった」というケースも珍しくありません(現在の住宅ローンの内容によります)。
考え方によっては、「毎月1万円を余計に支払っている」「総額100万円損している」とも言えるので、なるべく早めに検討してみましょう。
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諸費用がかかるのを知らなかった
借り換えには諸費用がかかるので、諸費用を考慮せずに借り換えをしてしまわないように注意しましょう。
以下の諸費用も踏まえて、借り換えすることでいくらお得になるのかをしっかりシミュレーションをしましょう。
かかる費用 | 金額 | 内容 |
---|---|---|
借り換え先の事務手数料や保証料 | 5万円〜借入額の2.2% | 銀行や保証会社へ支払う費用。 |
全額返済の手数料 | 0円〜5万円 | 住宅ローン残債をすべて返済するときの手数料。かからない場合もある。 |
印紙税 | 0円〜6万円 | 住宅ローン契約書に貼付する印紙税。借入金額によって金額は変わる。 |
抵当権抹消登記 | 約5万円 | 元の銀行の抵当権を外すための登記。 |
抵当権設定登記 | 約10万円 | 借り換え先の銀行で抵当権を設定するための登記。 |
借入金額3000万円の場合でおおよそ30万円〜80万円の諸費用がかかります。

諸費用の用意が難しい場合でも、銀行によっては諸費用も含めた借入れができます。
借り換え前の金融機関から保証料が一部返金されることもあります。
団体信用生命保険が手薄くなった
団体信用生命保険(団信)とは、住宅ローン返済期間中に契約者が死亡または高度障害になったときに、保険金によって住宅ローンの残高が完済される保険のことです。
最近の住宅ローンは、死亡時以外にもがんと診断されることで住宅ローンが完済されるがん団信を選ぶ人も多いです。

今の住宅ローンを組んだときに手厚い団信に入っている場合は注意が必要です。
借り換えをするときは、借り換え先の金融機関の団信に新たに加入しますので、今の団信よりも手薄くなることもありえます。
「金利が下がってもがん団信がなくなってしまった」とならないように、金利以外の条件についてもしっかりと検討をしましょう。
住宅ローンを比較しなかった
借り換えをしたあとに「もっとお得になる金融機関があった」と後悔してしまうことも多いです。
住宅ローンの金利は金融機関ごとに異なるので、同じ条件ならなるべく金利の低い金融機関を選びましょう。
適用金利 | 毎月の返済額 | 総返済額 |
---|---|---|
年0.298% | 8万5851円 | 2060万4402円 |
年0.600% | 8万8454円 | 2122万8987円 |
差額 | 2,603円 | 62万4585円 |
また、住宅ローンの借り換えを検討するときは金利に注目することが多いですが、以下の要素も考慮して借り換え先を検討しましょう。
借り換えで比較するポイント
- 諸費用
- 団体信用生命保険
- その他付帯サービス

『どこの住宅ローンがベストなのか知りたい!』という人は、住宅ローン比較サービスを利用しましょう。
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借り換えの審査に通らなかった
住宅ローンの借り換えをするときにも審査がありますので、「借り換え審査に落ちた」と後悔する人も多いです。
借り換えの審査で落ちやすい理由は以下のものがあります。
借り換え審査に落ちやすい理由
- 病気などの健康状態が悪化した
- 転職をして勤続年数が短くなった
- 派遣・契約社員など非正規雇用に変わった
- 会社をやめて独立した
- 別のローンを借りた、返済の延滞がある
上記に該当する場合でも、借り換えの審査は金融機関によって基準はバラバラなので、住宅ローンのアドバイザーに相談をしてみましょう。
金利タイプについてよく理解していなかった
金利が低くなるから変動金利を選択したけど、金利上昇リスクが高くなってしまうことに後悔した人もいます。
住宅ローンには「変動金利」「全期間固定型」「固定期間選択型」の3種類の金利タイプがあります。
どの金利タイプがいいのかに正解はありませんが、それぞれの特徴を理解して自分の返済計画にあった金利プランを選ぶことが大切です。
- 変動金利
- 定期的に金利が見直される金利タイプ
- 固定金利(全期間固定型)
- 全期間の金利が変わらない金利タイプ
- 固定金利(固定期間選択型)
- 一定期間の金利が変わらない金利タイプ

変動金利は低金利なのが魅力的ですが、将来的に金利が上昇するリスクがあるので、しっかりと対策をしましょう。
借り換えで後悔しないためのポイント

住宅ローンの借り換えで後悔しないためのポイントは以下の6つです。
借り換えで後悔しないためのポイント
シミュレーションでいくらお得になるか確認する
住宅ローンの借り換えをするときは、必ずシミュレーションを活用していくらお得になるのかを確認しましょう。
借り換えにより金利が下がっても、借り換えの諸費用を踏まえると、思ったよりお得にならないこともよくあります。

住宅ローン比較サービス「モゲチェック」でシミュレーション機能もあるので、ぜひ活用しましょう。
諸費用の支払いができるか
住宅ローンの借り換えでは、30万円〜80万円の諸費用がかかります(借入金額3000万円の場合)。
金融機関によっては諸費用も含めて借入れができるので、自己資金の用意ができなくても借り換えをすることができます。
もちろん諸費用分の利息がかかりますので、しっかりと総支払額を踏まえた検討をしましょう。
金利だけでなく団信も比較する
借り換えをすると、借り換え先の団体信用生命保険(団信)に新たに加入します。
最近の住宅ローンは、一般的な死亡時に住宅ローンが完済される団信に加えて、所定のがんと診断されることで住宅ローンが完済される「がん団信」や、さらに保障範囲の広い団信もあります。
住宅ローンは金利だけでなく、団信の内容も比較して借り換えを検討しましょう。
住宅ローン比較サービスを使う
借り換えの検討は以下の要素を比較しなければいけないので、一つ一つの金融機関を自分で比較するのは時間もかかるので大変です。
- 借り換えによりいくらお得になるのか
- どこの金融機関で借り換えをするのか
- そもそも借り換えの審査に通るのか
上記のすべてを解決してくれるのが、住宅ローン比較サービス「モゲチェック」です。
現在の住宅ローンの情報や、ローンを組んでいる人の情報(年収など)をもとに、「どこの金融機関の審査が通りそうか」「借り換えによっていくらお得になるのか」がわかります。

わからないことは専門アドバイザーに相談もできるので、借り換えを検討するなら絶対に利用すべきです。
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借り換えるタイミングに注意
住宅ローンの借り換えを検討するタイミングはとても重要です。以下のいずれかに該当する前に借り換えを検討しておきましょう。
借り換えを検討するタイミング
- 収入が下がる前に
- 転職する前や会社をやめる前に
- 病気などをしていない健康なうちに
- 他のローンを組む前に
- 現在の住宅ローンの固定期間が終わるとき
上記に該当をしていなくても、借り換えをするならなるべく早めの方が借り換えメリットが大きいので、まずはどのくらいお得になるかだけでも調べましょう。
金利上昇への対策をする
借り換えによって変動金利へ借り換える場合は、金利上昇リスクについてしっかりと対策をしましょう。

金利が上昇した時の対策は、繰上返済できるお金を用意しておくことです。
繰上返済をすることで元金を減らし、返済額の負担も減らすことができます。
万が一の金利上昇に備えて、貯金や資産運用を活用して繰上返済のお金をしっかりと用意しておきましょう。
計画的なお金の用意が難しいなら、固定金利の検討も含めて返済計画を立てましょう。
まとめ

この記事では、住宅ローンの借り換えの「よくある後悔」と「後悔しないためのポイント」を紹介しました。
住宅ローン借り換えのよくある後悔
- もっと早くやっておけば良かった
- 諸費用がかかるのを知らなかった
- 団体信用生命保険が手薄くなった
- 住宅ローンを比較しなかった
- 借り換えの審査に通らなかった
- 金利タイプについてよく理解していなかった
住宅ローンの借り換えで失敗しないために、金利だけでなく諸費用や団信を踏まえ、シミュレーションを活用して借り換えのメリットをしっかりと比較することが大切です。

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